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2009年
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おっぱいバレー(2009 日/ワーナー・東映)
監督:羽住英一郎
まああそこまでスケベな中学生もいないだろうという気もしますがそんな連中の欲望をつい了
承してしまう先生。30年前の1979年という設定ですが私のガキのころだけに非常に劇中歌 も含め懐かしく感じると同時に「あんなクルマなかったぞ」というのも少々。
映画の中で「見せない」ことはわかっていますがそれならどういう風にストーリを展開させるの
か、というのが気になるところでしたがうまくまとめています。
(梅田ブルク7)
チェンジリング(2008 米/東宝東和)
監督:クリント・イーストウッド
この映画を観て私が最初に思ったのは日本の「大岡裁き」に出てくる子供の獲りあいをする
母親二人の話です。大岡忠相の「二人で引っ張り合って決めろ」の声に母親二人が子供の左 右の腕を引っ張る。そして痛さに泣き出した子供の姿に思わず手を放したほうを本物の母親と 認定する。
科学捜査の発達していない時代にそういった「人情」で事件を解決しようとした日本の話(大
岡裁きは実話ではないが)とそれを全く無視し強引に権力で押し付けるアメリカの違いがいち ばん興味深かったです。
(梅田ブルク7)
相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿(2009 日/東映)
監督:長谷部安春
冷静に事件を解決していく本来の「相棒」とは違い、違法捜査満載のストーリーは滑稽だし上
下関係の厳しい警察社会で上層部にも平気でたてつきものを言う。そしてスピーディーな展開 と突然すぎる結末とリアリティの全くない作品になっています。
長谷部安春監督はあの「あぶない刑事」シリーズの監督なんですよね。
(梅田ブルク7)
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